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2020年4月マーケットウォッチ

目先の戻り高値到達に?

日本のコロナウイルス感染拡大はまだまだ先行きが読めませんが、市場の指標は常に先をみて動いています。
日経平均やNYダウは年初と比較すればまだマイナス圏ですがそれでも-15%程度まで回復してきています。経済影響から考えて株式市場の-15%は「相当高く」感じます。
東証REITはようやく下げ止まった感じですが、以前のような資金流入は当面期待できそうにありません。
今回のコロナショックを一番象徴している原油は凄まじい下げ方で18ドルまで下がっています。年初と比べれば-70%と強烈です。

代表指標の推移
2020年初 2月末 3月12日 4月17日
日経平均 23,204円

 

21,142円
-8.8%
18,559円
-20.01%
19,897円
-14.25%
NYダウ 28,868ドル

 

25,409ドル
-12.87%
21,200ドル
-26.56%
24,242ドル
-16.02%
東証REIT指数 2150

 

2017
-6.18%
1783
-17.06%
1576
-26.69%
WTI原油 61.20

 

45.24
-26.07%
31.62
-48.33%
18.12
-70.03%
日本国債 152.00

 

154.11
+1.38%
154.40
+1.57%
152.06
+0.03%
米10年債 128.26

 

134.59
+4.93%
138.13
+7.69%
138.98
+8.35%
GOLD(金) 1520.55

 

1,584.55
+4.20%
1,590.35
+4.59%
1,694.60
+11.44%

金の最高値が不気味

この先1ヵ月程度で考えて何に投資すべきはとても悩ましいです。現金化しておくのがベターと感じるのは「金の高さ」です。
リーマンショック時でも金は上昇していましたが、今回はそれ以上に強い動きで年初と比較しても+11%とかなり買われています。
金は市場が不安定な時に買われるのが一般的で、個人的には金が+5%であれば株は-10%位を目安にしています。
なので、金が+11%であれば株式市場は-22%位まで行くのが普通かなと考えます。
また原油が-70%という数値からも株が高く感じます。

短期的ポジション

今はとにかく現金化がベターとは思うものの、株が高すぎるかなという観点で日経ダブルインバースを保有(1,100円)して様子見としています。
原油は以前の買いたくなる水準(20ドル割れ)に達していますが、流れは変わってしまったと感じます。20ドル割れで買い30ドルで売る相場から
10ドル以下で買い20ドルで売る位までは下がるかも知れないと感じるので、まだ様子見が良いと感じます。